こんにちは!
先日黒枝豆について紹介しましたが、普段は捨ててしまう枝豆の葉っぱを使って染物をするワークショップに参加してきました!
おうちでも簡単にできるやり方を教わってきたのでシェアします。
枝豆染めの材料
枝豆のきれいな葉っぱを使います。黄色くなったり茶色くなったものは入れません。
枝豆の葉っぱは緑色ですが、染め上がった布はヤマブキ色でした。
染める前の葉っぱの色にはならないところが、草木染めの面白いところです。
染める前の布地の処理
植物性よりも、動物性の素材の方がよく染まります。
植物の色素とタンパク質を反応させて色をつけるためです。
綿や麻など植物性の素材には布にタンパク質を染み込ませる処理をします。
ディスポンという薬剤も売っていますが、豆乳や牛乳などを染み込ませる方法もあります。牛乳は臭うので豆乳がオススメです。
水洗いした布を豆乳に浸し、揉み込みます。
少しとろっとしていた豆乳がさらりとするまでよくもみます。
ぎゅっとしぼって、軽く水洗いして固くしぼっておきます。
ウールやシルクはこの処理はしなくて大丈夫です。
染料と媒染液を作って染めます。
1.まずは染料を作ります。
沸騰させたお湯に少量の炭酸カリウムを入れ、枝豆の葉っぱをたくさん入れます。量は適当ですが、たっぷり入れればそれだけ濃い色が出ますよ。
炭酸カリウムはなくてもいいですが、濃くしたい場合は入れた方が早く濃く染まります。
10分程グラグラ煮出したらザルで濾してバケツに入れて冷まします。
60℃くらいまで冷めたら、用意した布を漬け込みます。
30分ほどしたら引き上げて、2回ほど水洗いして絞ります。
2.媒染液を作って漬け込みます。
色素を定着させるために、ミョウバン水(水1Lにミョウバン小さじ1)に先ほどの布を漬け込みます。
10分ほどしたら引き上げ、2回ほど水を替えてゆすぎ、しっかり絞ります。
この後、もう一度染料に漬け込み、好みの色に染め上げます。
最後によく水洗いします。絞っても色水が出なくなるくらいしっかりゆすぎます。
よく乾かしたら完成です!
終わりに
今回は枝豆のはっ葉で染めましたが、色々な草花で染めることができます。
同じような葉っぱでも染め上がりの色が全然違ってくるので面白いですよ。
玉ねぎの皮や紅茶など身近なものでも染まります。
小学生の自由研究にもオススメです♪
ぜひ、たっぷり時間のある時にお試しください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。