やかまし山 田舎暮らしと子育てブログ

兵庫の田舎での3人の子育て。田舎ならではの暮らしや植物の情報、子どもとの毎日について。

セイタカアワダチソウは悪者じゃなかった

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こんにちは!
先日参加した染め物のワークショップで目からウロコな話を聞きました。

セイタカアワダチソウってどんな草?

まずはセイタカアワダチソウについて、
米原産の帰化植物です。
鑑賞用や、ミツバチの蜜源として日本に入ってきました。

私は、セイタカアワダチソウは繁殖力が強くてどこにでも生えてきて、日本の植物を浸食していく嫌〜な外来種だと思っていました。

セイタカアワダチソウが咲きだすとアレルギー反応が出るのでずっと毛嫌いしていたのです。

でも、今回ワークショップで植物に詳しい先生が言うには、ものすごく有用な植物なんだとか。



セイタカアワダチソウの誤解

1.花粉症の原因にはならない

セイタカアワダチソウは、虫媒花(虫が花粉を運ぶことで受粉する植物)であり、その花粉は比較的重く、風媒花(風が花粉を運ぶ植物)の花粉のように遠くに飛んだりしないのです。
よって、花粉症の原因にもなりません。

セイタカアワダチソウの時期は、ススキやイネの時期でもあります。
そしてこの時期開花して花粉症の原因になるのがブタクサです。
その強烈な見た目と繁殖力で誤解されてしまっていたんですね。

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2.実はとても優れた薬草だった

北米では昔からハーブとして親しまれてきたセイタカアワダチソウ
つぼみには酵素が豊富で、乾燥させて入浴剤にするとデトックス効果があるんだそうです。
アトピーや乾燥肌にも効果が見られます。

葉っぱには炎症を抑える効果があるためつぶして虫刺され部位に塗ったり、止血に使ったりして活用されてきました。

庭に見つけたら迷わず引き抜いていましたが、ちょっと見る目が変わりそうです。

3.恐るべき侵略植物というほどでもない?

セイタカアワダチソウは、根から毒素を出して他の植物の生育を抑制し、繁殖してきました。

しかし、ある程度繁殖すると、自分の毒で自分の生育を阻害してしまって自滅してしまうのだそうです。

数年前まではセイタカアワダチソウでいっぱいだったところに、最近では日本古来のススキが勢いを取り戻してきています。

意外と謙虚な植物なのでしょうか…?

入浴剤の作り方

興味が沸いたので入浴剤の作り方を調べてみました。

1.開花する前のツボミを摘んで、2〜3日干す
2.50℃くらいのお湯でじっくり煮出して酵素を抽出する。(60℃にならないように)
3.一晩つけ置きして、濾して完成。



終わりに

大嫌いだったセイタカアワダチソウですが、そこまで悪い奴でもないらしいことが判明し、少し見る目が変わりました。
今年はもう満開に咲き誇ってしまっていますが、来年はツボミを摘んで入浴剤を作ってみようと思います。

⚠️環境省セイタカアワダチソウを「生態系被害防止外来種リスト」に指定しています。
栽培はオススメしません。