こんにちは。
今朝は起きたら雪がうっすら積もっていました!
今年はじめての雪に、子ども達は大喜びです。
ミモザにもうっすら雪がかぶって、キレイですね。
今日は、目標の立て方についてです。
高い目標をたてると
子どもが何か目標をたてるとき、子どもに任せているとめちゃくちゃ高い目標を立てたりしませんか?
我が家の長男も、
「そろばんで2段をとる!」
「エレクトーンのコンクールで優勝する!」
など、なかなか達成できない目標をかかげがちです。
目標が大きすぎてなかなか到達しないと、そこに行くまで気持ちが続かないことがあります。
そして結局目標を達成出来ないことになってしまうと、「ダメだった」という結果だけが残ってしまいます。
目標の立て方
では、どのような目標がいいのでしょうか?
我が家の発達障害の長男は、目標を達成するためにたくさん努力をしますが、ダメだった時はもう「人生の終わり」「おれはダメ人間」というように過剰に落ち込みます。
そんな子は、「100点」や「優勝」は後からついてくる結果だから、目標は「最後まで集中してテストを受ける」とか、「最後まで止まらずに弾ききる」自分の力で出来ることを目標にするようにアドバイスします。
そうすると、例えテストで100点じゃなくても、エレクトーンコンクールで優勝じゃなくても、よく出来たと自分を褒めてあげることができます。
そして、あまり遠い将来のことを目標にするのではなく、
「1月までに6級の試験を受ける」など、具体的に決められるような目標をたてるように言っています。
達成が見えていると、がぜんやる気が出るようです。
なかなか到達しない大きな目標を追い続けるよりも、小さな目標を達成していく方がモチベーションが維持できるようですね。
スモールステップな目標
発達障害の療育現場でもよく使われる、スモールステップという言葉。
例えば、「逆上がりをする」という目標が最終目標だとします。
1つ目のステップとして、踏み切りの位置を鉄棒の真下に設定します。出来たら第一目標達成。
2つ目のステップとして足を真上に蹴り上げる練習をします。出来たら目標達成。
このように、一つ一つの動作ができることを目標にします。
すると、逆上がりが出来ずに練習を終えてしまったとしても、「ここまでは達成できた」という達成感を得られるので次の目標も立てやすいですし、モチベーションが維持できるのです。
小さな目標をたくさん設けて大きな目標に近づく
我が家は本をたくさん読みますが、マンガも好きです。
子ども達の好きなポケモンの主人公「さとし」は、「ポケモンマスターになる」が目標です。
その大きな目標を胸に、一歩一歩着実に進んでいくひたむきな「さとし」が子ども達は大好きです。
私は「宇宙兄弟」が好きです。子どもの頃から「宇宙飛行士になる」というブレない大きな目標を達成した主人公達が活躍する話です。
自分の軸となる大きなブレない目標があるのは素晴らしいことですよね。
そこに向かうまでにきっと小さな目標をたくさん達成していったことと思います。
小さな目標を達成していくことで自己肯定感が上がり、自分なら出来る!と大きな夢を描けるんだと思います。